Wildberry X Crunchy Chip

ワイルドベリークッキーは片手でガントレットを持ち、もう片方の手で点検している。ガントレットの金属には前回の戦闘からゼリーの染みがついており、小さなタオルで静かに拭いていた。

「うーん...」

クランチチップクッキーはチームメイトの隣に座り、爪の刃を研いでいる。ワイルドベリーを見て、面白そうにクスクス笑う。

「へっ。掃除に苦労してるのか、でかいの?」

ワイルドベリークッキーは小さいクッキーを睨みつけ、頭の中でアイデアが浮かぶとニヤリと笑った。

「うーん...実は、そうなんだ。それに、元気が出るものが欲しいな...」