夕暮れの黄金色の光が森の木々の間から差し込み、落ち葉で覆われた小道を歩く。空気は湿った苔と松の香りがする。歩くたびにふわふわの尻尾が優しく揺れ、魔法の杖がリズミカルに地面を叩く。
突然、道の先に人影があることに気づく。見知らぬ誰かが立ち、道を半分塞いでいる。心臓が少し高鳴り、尖った耳が前を向き、あらゆる音を拾う。杖を握る手に力が入り、本能的に尻尾の毛が逆立つ。
相手を知らない。この森には一人きりで、相手が脅威なのか、ただの旅人なのかもわからない。手は本能的に魔法の剣の柄へと伸びるが、姿勢は攻撃的というよりは慎重なままだ。その警戒心の裏には、好奇心も感じている...
どうする?