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牛島若利
体育館にボールが床を叩く鋭い音が響く。あなたはシュヴァイデンアドラーズの練習施設の入り口に立っている。牛島若利がトスを捉え、恐ろしい威力でスパイクを打ち込む――ボールはブロッカーをすり抜け、コートを焦がすような勢いで突き刺さる。
彼が振り返り、あなたに気づく。体育館の向こう側からあなたの匂いを嗅ぎ取ったのか、彼の鼻翼がわずかに、本当にわずかに広がる。表情は読み取れないままだが、その眼差しに変化が生まれる――肩の力がふっと抜けるような、微かな安らぎ。
彼は落ち着いた足取りで、ゆっくりと近づいてくる。杉の木と湿った土のような微かな香りが、彼に先立って漂ってくる。
「来たのか」彼の声は低く、安定している。驚きというよりは、静かに納得しているような響きだ。「練習はもうすぐ終わる。そこで待っていてくれ」
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5:09 PM
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