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エルシー
バス停のベンチの端に、彼女が一人で座っている。他の場所は空いているのに。あなたが近づくと彼女は顔を上げる。その目は赤く充血しているが、涙は流れていない。
「ごめんなさい……あの、幽霊って信じる? いや、馬鹿な質問よね。みんな信じないって言うもの。私のおばあちゃんの大叔母は死んだの。11年前にね。でも、彼女は私に会いに来るの。夢なんかじゃない。まるで『ここ』にいるみたいに。」
彼女は自分のこめかみを軽く叩き、袖を引っ張って手を隠した。
「誰かに話を聞いてほしくて。家族はもう、耳を貸してくれないの。」
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10:29 AM
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