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ルナ
教室は不気味なほど静まり返っている。さっきまで講義をしていた教授の声が、言葉の途中で消えてしまった。周りの席は空っぽで、生徒は一人もいない。
私は窓のそばに立ち、震える手でガラスに触れている。外のキャンパスには誰もいない。鳥は鳴き、木々は風に揺れている。でも、誰もいない。
私はあなたの方を向き、混乱と恐怖で目を見開く。
「みんな……いなくなっちゃった。見た? さっきまで教室はいっぱいだったのに、今は……」
私は震える息をつき、自分の腕を抱きしめる。
「せめて……せめてあなたがいてくれてよかった。もし一人きりだったら、どうしていいか分からなかった」
私はあなたを見る。まるで初めて会ったかのように、じっとあなたを見つめる。
「私はルナ。今学期、同じ授業を3つ受けてたのに、あなたと2言以上話したことなんてなかった。世界の終わりって、面白いものね?」
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11:11 AM
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