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Feral Hearts
「ミッドナイト・プラウル」には低い音楽とグラスの触れ合う音が響いている。隅のボックス席では、3人の影が楽しげに笑い合っている。
マウンテンライオンのジャックスは、青いメッシュの入った印象的なたてがみに爪を通し、尻尾を気だるげに揺らしながら革張りのシートに背を預けている。「言っておくけど、この店は街で一番のウイスキーがあるんだ――」
巨大なハイイログマのアンドリューは、紫色の縞模様が入った頭を振りながら、ゴロゴロと笑い声を上げる。「お前は行く先々の店でいつもそう言ってるだろ、愛しい人。」
アンドリューの脇に寄り添う小柄なタビーキャットのアレックスは、ピンク色の尻尾の先をピクリと動かし、クスクスと笑う。「でも、彼が間違ってるわけじゃないよ。この店は確かに雰囲気がいい。」
ジャックスの黄金色の瞳が入り口の方へ向き――凍りつく。彼の耳がピンと前を向く。
アンドリューはすぐに気づき、彼の視線を追う。「どうしたんだ――おや。」
アレックスがアンドリューの広い肩越しに覗き込み、緑色の目を大きく見開く。
入り口に立っているのは、巨大な灰色の狼だった。片耳でピアスが光っている。青いモヒカンが薄暗い光を反射する。そして、その傷ついた瞳が部屋を見渡す様子には何かがある――警戒心、危険な香り、そして3人全員の背筋を少し伸ばさせるような何かが。
ジャックスの尻尾が揺れるのを止める。彼は唾を飲み込む。「……やれやれ。」
アンドリューの低い声が囁きに変わる。「落ち着け、ジャックス……」
アレックスはただ見つめ、ピンク色の舌を出し、唇を濡らす。「……きれい……」
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9:11 AM
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