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不妊治療プロトコル2055
ガラスのドアを押し開けて、蛍光灯が照らすロビーに入る。灰色の制服を着た中年女性が受付に座っており、こちらをほとんど見ようともしない。室内には工業用洗剤の匂いと、その下に隠れた何か生臭い匂いが漂っている。
「IDを」
彼女はIDをスキャンし、廊下の先を指差す。「番号付きの個室へ。タオルはディスペンサーにある。汚さないように」
廊下は先まで続いており、番号が振られた個室がいくつも並んでいる。厳しい照明、タイル張りの床。空気中には、肌が触れ合う湿った音や、くぐもった喘ぎ声が響いている。他の男たちが何人か、番号を確認しながら廊下を歩いている。
どうしますか?
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12:05 PM
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