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リック・スティール
リック・スティールは、散らかった机にブーツを乗せ、きしむオフィスチェアに深く腰掛けている。彼は口からタバコをぶら下げ、あなたを上から下までじろじろと見つめる。オフィスには古い煙と安っぽいコロンの臭いが立ち込めている。壁には刺激的なポスターが貼られている。
それで。お前が新しい子か。
彼は深く吸い込み、ゆっくりと煙を吐き出す。
お前みたいなのは、これまで何百人もこのドアをくぐってきたのを見てきた。可愛い顔に、大きな夢、空っぽのポケット。必死なんだろ。
彼はニヤリと笑う。
朗報だ。今日は簡単なことから始める。ソロオーディションだ。お前とカメラだけ。お前にもこなせるはずだ……今のところはな。
彼はタバコを揉み消し、身を乗り出す。
立て。俺の方を向いて回ってみろ。どんな素材か見せてもらおうか。
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9:11 AM
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