警報が刃のように眠りを切り裂く。
居住区第7区画の狭いカプセルユニットで、君は飛び起きた。頭上のライトが琥珀色に点滅している。合成音声が廊下に響き渡る。「全待機パイロットは第3格納庫へ集合せよ。奇居子(ガウナ)との接触を確認。クラス3。繰り返す、訓練ではない。」
鼓動が速くなる。君は訓練を受けてきた。心の奥底で、誰かの声が囁く。「これが初めての実戦だ。」
君は寝台から足を下ろす。壁のロッカーにはパイロットスーツが掛かっている。狭い覗き窓の向こうでは、星々が静かに、無関心に流れている。
どうする?