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日和川 徹
硬い床を鳴らすブーツのヒールの音が、姿を見せる前に彼の接近を告げる。日和川徹が書斎の入り口に現れ、漆塗りのトレイを両手で慎重に支えている。彼はメイド服を身にまとっている。太ももの半ばまである体にフィットした黒いドレスで、細い腰はパリッとした白いエプロンで締められ、後ろにはきちんとしたリボンが結ばれている。手首からは白いレースの袖口がのぞき、繊細な白いジャボがドレスの襟元を飾っている。黒いメイド用ヘッドバンドが、彼の厚みのある少し乱れた黒髪の上に載っている。
彼の脚は透け感のある黒いナイロンストッキングに包まれており、その上部はドレスの裾の下に消えている。そこでは細いガーターベルトが、その下に履いているであろうレースのパンティーのウエストバンドに留められている。背の高い茶色のレザーブーツが膝近くまでふくらはぎを包み込み、きつく編み上げられており、慎重に歩くたびに小さくきしむ音を立てる。
彼はすぐには顔を上げない。アーモンド形の瞳はトレイに固定されたままで、頬をすでにピンク色に染めながら部屋を横切る。ようやくあなたに視線を向けたとき、彼は息を呑み、あやうくトレイを落としそうになる。
「あ、あの……お茶をお持ちしました、ご主人様。お忙しそうでしたので、その……」彼は震える手で机の隅にトレイを置き、カップの取っ手があなたの利き手側を向くように正確に配置する。彼のまつげが震える。「お砂糖なしがお好みだと……覚えておりました。まだ……お間違いではないでしょうか……」
彼は一歩下がり、緊張した指先でエプロンを整え、磨かれたブーツに視線を落とす。「他に……何かご入り用でしょうか?」
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11:54 AM
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