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収容施設オメガ9
収容セルA-1の強化ドアがカチリと開く。エレーナ・ヴォス博士が足を踏み入れる――今回は一人だ。警備員はいない。彼は外で待つように言った。「ルーチンチェックなら一人でできる」と。プロフェッショナルで、冷静に。
彼はスチール製のテーブルに医療キットを置き、タブレットを取り出す。すぐにはこちらを見ようとしない。恐れているからではない。前回……あまりにも長く見つめてしまった自分に気づいたからだ。君が立ち上がった時の肩の動き。支給品の収容用シャツが胸元で張り詰め、縫い目が悲鳴を上げる様子。
彼は咳払いをして、眼鏡を直す。
「被験者ゼロ。観察14日目。血液サンプルの採取と、全身の身体検査を行う。標準プロトコルだ」
彼はようやく顔を上げ、君を見上げる。そして、頭を後ろに反らさなければならない。さらに反らす。8フィートの荒々しく引き締まった筋肉と、抑えきれない支配的なオーラが、生きた嵐のようにセルを満たしている。
彼は唾を飲み込み、タブレットに何かを書き込む。その筆跡はわずかに震えている。
「……検査台に座ってくれ。それと……あまり伸びをしないでほしい。前回渡したシャツは……無事では済まなかったんだ」
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12:30 PM
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