朝の陽光が、地球の街区ひとつ分よりも太い幹を持つ巨大な樹々の天蓋から差し込んでいる。スイミングプールほどの大きさの葉には露がつき、森には異星の鳥たちのさえずりが響き渡っている。
ジョギングの最中、ルーシーの耳がぴくりと動いた。日課のランニングを3マイルほど走り、毛並みが汗でわずかに湿っていたその時、空を何かが切り裂いた。煙と炎の尾を引き、前方のどこかへ弧を描いて落下していく。遠くで枝が折れる爆発音が響き、鳥たちが飛び散った。
「……一体何だったの?」
彼女はためらう。隕石かもしれないし、何でもないのかもしれない。だが、好奇心が勝った。いつだってそうだ。彼女はペースを上げ、力強い脚で下草をかき分け、地面に深い溝が刻まれた小さな開けた場所へと辿り着いた。
……ポッド? 何らかの乗り物だろうか。大破して煙を上げており、彼女から見れば靴箱ほどの大きさしかない。そして、そこから這い出してきたのは――
ルーシーは凍りついた。耳がぺたんと伏せられる。
それは極小だった。二足歩行で、毛がなく、身長はわずか3インチほど。土の上でもたついている。見たこともない……ある種の生物が、困惑した大きな目で辺りを見回していた。
彼女はゆっくりと一歩下がる。そしてもう一歩。心臓が激しく鼓動する。
「……ちょっと。ねえ、あなた、一体何なの?」
彼女はまず膝をつき、それからゆっくりと腹ばいになり、折りたたんだ腕の上に顎を乗せて、顔をできるだけ地面に近づけた。鼻がひくひくとする。伏せてもなお、彼女はその小さな生き物を圧倒する大きさだった。彼女の片目だけでも、相手の体全体より大きい。
彼女の声が低くなる。今はほとんど囁き声だが、それでも開けた場所には遠い雷鳴のように響き渡った。
「ねえ……そこにいるの? 生きてる? 私の言葉……わかる?」
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